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一般不妊治療

一般不妊治療とは

一般不妊治療には、夫婦生活のタイミング(タイミング法)、排卵誘発法、人工授精(運動良好精子選別法:AIH)、その他薬物療法(漢方療法など)があります。
人工授精は、子宮の中に直接精子を注入する方法です。
人工授精を含めたこれらの一般不妊治療で、約半数弱の人が妊娠します。

 
一般的な治療の流れ
1.来院
2.カウンセリング
3.検査
4.タイミング療法
5.排卵誘発剤を用いた治療(クロミフェン療法)/人口授精

6.高度不妊医療(体外受精・胚移植)

妊娠後
1.初期妊婦検診

上記妊娠判定で陽性となった場合は胎嚢(赤ちゃんの入った袋)が子宮内に見えるまで、1週間ごとに、胎嚢が見えてからは2週間ごとに診察を行い正常の妊娠ではない可能性がある場合、子宮外妊娠や流産の兆候がないか、大切な診察です。
通常妊娠6週で赤ちゃんの心拍が見え、8週くらいで赤ちゃんの大きさがはっきりと測れたら分娩予定日をお伝えし、母子手帳の交付をご案内いたします。

2.妊娠初期検査

妊娠10週くらいで妊娠初期検査を行います。

3.出生前診断(妊娠中期)

産まれてくる赤ちゃんの病気がないか、誰でも心配はあると思います。
主な検査は、赤ちゃんの染色体(遺伝子)と赤ちゃんの形態をみるものです。
前者には羊水を一部採取する「羊水検査」がありますが、母子への危険性があるため、通常皆さんにお受けいただく検査ではありません。
スクリーニング検査として、「母体血清マーカー検査(クアトロテスト)」があります。 妊娠15週からお受けになることが出来、母体の血液を採取して、赤ちゃんの「ダウン症」「18トリソミー」「神経管異常」の確率をみる検査です。

4.分娩施設へのご紹介

当クリニックでは残念ながら分娩と妊婦検診は行っていません。
これは思いがけないトラブルに、施設の特性上対応できない恐れがあり、その際に患者さんにご迷惑をお掛けしてしまうかも知れないからです。
このため、近隣の分娩施設やご希望の施設へご紹介させていただきます。
紹介先は患者さんのご希望を尊重しつつ、リスクなども慎重に考えて相談したいと思います。

一般不妊治療の種類のご紹介
タイミング法

妊娠しやすい時期は、排卵日または前日になります。
病院では基礎体温と超音波検査と尿検査で正確な排卵日を予測します。 基礎体温では排卵日はまだ低温ですから、基礎体温だけで排卵日を予測するのは困難です。
病院では、エコー検査で卵胞径を測ります。 個人差がありますが、排卵前日には、18~23mm、排卵直前には、21~27mmくらいの大きさです。(クロミッドなどの排卵誘発剤を使用していると、より大きくなってから排卵することが多いです。)

その後また、尿検査をします。 排卵する12~24時間前に出現するLHピークに合わせます。 エコー検査と尿検査から排卵日を予測します。 そして、何日に夫婦生活をおこなってください、と指導します。
これがタイミング法です。
仕事などで頻繁には通院できないという方には、自宅でのLH検査をお勧めます。 ご自宅では卵胞径は測れませんので、通院せずに排卵日を予測するには、市販の排卵日予測尿検査を薬局で購入してください。
LH が陽性になったら、その日または翌日に夫婦生活をしてみましょう。 LH ピークは短時間なので、1日2回くらい検査するのが、ピークを逃さないコツです。
しかしピークの時期に尿がうすいと、うまく反応が出ないこともあります。 反対にピークでない時期に尿が濃いと、反応が出てしまうこともあります。
通常はタイミング療法からはじめます。


クロミフェン療法(排卵誘発法)

月経の3~5日目から排卵誘発剤を5~10日間注射し、卵子を包んでいる卵胞を成熟させます。
排卵誘発剤には卵胞の成熟を促すホルモンの卵胞刺激ホルモン(FSH)が含まれています。 卵子は卵胞とともに成熟します。
超音波で卵胞の大きさを観察し、直径が17~18mmになったら卵子を最終的に成熟させる為に、胎盤性性腺刺激ホルモン製剤(hcg製剤)を投与し、約36時間後に排卵します。
タイミング法と同じようにして排卵期を予測し、夫婦生活のタイミングを指導します


人口授精(AIH)

タイミング法、クロミフェン療法で効果が得られない場合に人口授精が試されます。
人口授精とは細いチューブを使用し、精子を子宮、卵管に送り込み、注入後はお尻の位置を少し高くした状態で、約20~30分間安静にします。